【方言】「いたましい」の意味と例文

方言

いたましい

方言の地域

北海道(東北地方)

方言の意味

もったいない、惜しい

「いたましい」について

北海道や東北地方の方言である「いたましい」は、「もったいない」や「惜しい」という意味を持つ言葉です。

この表現は、物や状況に対して感じる惜しみや無念さを表現する際に使われます。
標準語での「気の毒だ」や「痛々しい」とは異なる意味合いを持つため、地域によっては誤解を招く可能性もあります。
北海道や東北地方では日常的に使われている表現で、長く愛用したものを手放す際や、新しく購入したものを失った際などに「いたましい」という言葉がしばしば用いられます。

「いたましい」の使い方

たく
たく

この車、もう古いけど手放すの?
(この車、もう古いけど手放すの?)

うん、でも長く乗ってきたからいたましいんだよね
(うん、でも長く乗ってきたから惜しいんだよね)

ひろし
ひろし

「いたましい」の例文

  1. この車は長く乗ってきたから、手放すのがいたましい
     (この車は長く乗ってきたから、手放すのが惜しいよ)
  2. あの帽子、買ったばかりなのになくしたの? いたましいね~
     (あの帽子、買ったばかりなのになくしたの? もったいないね~)
  3. あの木は子供の頃からあるから、伐採するのがいたましい
     (あの木は子供の頃からあるから、伐採するのが惜しい)