方言
きいない
方言の地域
愛知県(名古屋)
方言の意味
黄色
「きいない」について
名古屋地域の方言「きいない」は、標準語での「黄色」という色を指します。
この方言は、京都で使用されていた表現が名古屋に伝わり、地域特有の言い回しとして定着しました。
「きいない」は色の表現として使われることが多く、例えば「この色、黄色すぎない?」という質問が「ちょっとこの色、きいないすぎない?」という形で名古屋弁になります。
このように、地域によって色を表す言葉が異なることは、方言の多様性を示しています。
「きいない」の使い方
たく
新しいバッグ、どんな色にするの?
(新しいバッグ、どんな色にするの?)
ちょっときいない色がいいかもしれん
(ちょっと黄色い色がいいかもしれない)
さつき
「きいない」の例文
- あの花、きいないが綺麗やね
(あの花、黄色が綺麗だね) - きいないのカーテン、部屋を明るく見せるわ
(黄色のカーテン、部屋を明るく見せるわ) - きいないのネクタイ、爽やかでいいなあ
(黄色のネクタイ、爽やかでいいなあ)