【方言】「てんを切る」の意味と例文

方言

てんを切る

方言の地域

北海道

方言の意味

トランプや花札を混ぜる・切る

「てんを切る」について

北海道弁で「てんを切る」とは、トランプや花札などのカードゲームでカードを混ぜる、つまりシャッフルすることを意味します。
「てんをきる」「てんきって」という表現も同様の意味で使用されます。
「トランプ全然てんきれてないよ」というフレーズは、「トランプが全然混ざってないよ」という意味になります。
この表現は、特に北海道で一般的に用いられる言い回しで、他地域では異なる言葉が使われることがあります。例えば、西日本の一部地域では「トランプをくる」と表現し、三重県では「トランプをかす」という言い方をすることもあるとされています。
これは、地域ごとの言葉の多様性を示す一例です。

「てんを切る」の使い方

たく
たく

次のゲーム、誰がてん切る
(次のゲーム、誰がカードをシャッフルする?)

じゃあ、僕がてん切っておくよ
(じゃあ、僕がカードをシャッフルしておくね)

ひろし
ひろし

「てんを切る」の例文

  1. トランプ全然てん切れてないよ
     (トランプが全然混ざってないよ)
  2. てんを切った後で、始めよう
     (カードをシャッフルした後で、始めよう)
  3. 次はもっとしっかりてん切って
     (次はもっとしっかりカードをシャッフルしてね)