【方言】「いじくらしい(いじっかしー)」の意味と例文

方言

いじくらしい(いじっかしー)

方言の地域

石川県

方言の意味

しつこい、鬱陶しい、面倒臭い、わずらわしい

「いじくらしい(いじっかしー)」について

石川県の方言「いじくらしい」は、幅広い不快感を表す言葉で、具体的には「しつこい」、「五月蠅い」、「鬱陶しい」、「面倒臭い」、「わずらわしい」といった感情を示します。
地域によっては少し訛り、「いじっかしい」と発音されることもあります。
この方言は日常生活で頻繁に使われるため、地元の人々はしばしばこれを方言とは認識せず、標準語と誤解して使用していることがあります。
そのため、他県民に指摘されるまで石川弁であることに気付かないことも少なくないとされています。

「いじくらしい(いじっかしー)」の使い方

みな
みな

あの人、ずっと文句言ってるね

ほんと、いじくらしい
(ほんと、鬱陶しいわ)

さつき
さつき

「いじくらしい(いじっかしー)」の例文

  1. 隣の部屋の音がいじくらしい
     (隣の部屋の音がうるさい)
  2. この仕事、細かくていじくらしいなあ
     (この仕事、細かくて面倒臭いなあ)
  3. 彼女がいつもいじくらしいこと言うから、疲れるわ
     (彼女がいつもしつこいことを言うから、疲れるわ)