【方言】「あやつける」の意味と例文

方言

あやつける

方言の地域

北海道、青森県

方言の意味

格好をつける、気取る

「あやつける」について

「あやつける」とは、北海道や青森県で用いられる方言で、「格好をつける」「気取る」といった意味を持ちます。
この表現は、特に人が外見や態度において必要以上に飾り立てることを指摘する際に使われることが多いです。語源については明確ではありませんが、「文(あや)を付ける」、つまり「恋文を送る」から転じて、「外見や態度を装飾する」という意味で使われるようになったとされています。
青森県では、さらに意味が広がり、「言いがかりをつける」や「ガンつける」という意味でも使用されることがあるため、文脈に応じて様々な解釈が可能です。

「あやつける」の使い方

たく
たく

最近、あいつめっちゃあやつけて歩いてるな
(最近、あの人めっちゃ格好つけて歩いてるね)

ああ、もてると思ってんのかな
(ああ、モテると思っているのかな)

ひろし
ひろし

「あやつける」の例文

  1. あいつ、あやつけちゃってもてるとおもってんのかなー
     (あいつは気取って、モテると思っているのかなあ)
  2. なんでそんなにあやつけてんの?自然が一番だよ
     (なんでそんなに気取っているの?自然が一番だよ)
  3. 会議であんなにあやつける必要ある?
     (会議であんなに気取る必要あるの?)