方言
えんじょもん
方言の地域
石川県
方言の意味
遠方の人、県外出身の人
「えんじょもん」について
石川県における方言「えんじょもん」は、「遠方の人」や「県外出身の人」を指す言葉です。
この方言は、漢字で「遠所者」または「遠処者」と表され、「えんじょもの」が訛って「えんじょもん」となったとされています。
この言葉は、人だけでなく他県産の物品に対しても使われ、「遠所物(えんじょもん)」として区別されることがあります。
対照的に、石川県産の地元の物品は「じわもん」と呼ばれています。
「えんじょもん」の使い方
たく
あの人、どこから来たんやろ?
(あの人、どこから来たのかな?)
えんじょもんやって。京都から来たって
(遠方の人だって。京都から来たんだって)
ひろし
「えんじょもん」の例文
- この店、えんじょもんのお客さんがよく来るわ
(この店、遠方からのお客さんがよく来るね) - えんじょもんの食材もいいけど、じわもんの方が新鮮やで
(遠方からの食材もいいけど、地元のものの方が新鮮だよ) - 友達がえんじょもんやけど、すぐにこっちの文化に慣れたわ
(友達が遠方出身だけど、すぐにこちらの文化に慣れたね)