方言
うんぶくるる
方言の地域
熊本県
方言の意味
溺れる
「うんぶくるる」について
熊本県を含む一部地域で用いられる「うんぶくるる」は、「溺れる」を意味する方言です。
この表現は、水中や深い場所で危険に陥る状況を指す際に使用されます。
「うんぶくれる」という形で用いられることもあり、その語源は「おぼくるる」という言葉から来ているとされています。
特に対馬地域では「おぼくるる」という言葉が現在も用いられています。
「うんぶくるる」の使い方
たく
川で泳ぐんなら気を付けてな。うんぶくるると危ないから
(川で泳ぐなら気をつけてね。溺れると危ないから)
そうだね。安全な場所で遊ぼう
ひろし
「うんぶくるる」の例文
- あの子、水深いところでうんぶくれるかもしれんから、見といてやって
(あの子、水が深いところで溺れるかもしれないから、見ていてあげて) - 昔、ここで誰かがうんぶくるるって、今でも注意されとるよ
(昔、ここで誰かが溺れたって、今でも注意されているよ) - 滝壺におちっと、うんぶくるるぞ
(滝壺に落ちたら、溺れるぞ)