【方言】「おくどさん」の意味と例文

方言

おくどさん

方言の地域

京都府、周辺地域

方言の意味

かまど

「おくどさん」について

「おくどさん」とは、京都の方言で「かまど」を意味する言葉です。
もともと「くど」という言葉に、親しみや尊敬を表す「お」と敬称の「さん」を付けて呼ばれるようになりました。
「おくどさん」という表現は、かまどの別名であり、京都やその周辺地域で親しみを込めて使われています。
漢字では「お曲突さん」と書きます。「おくどさん」は、薪などを燃やして鍋や釜でご飯を炊いたり、おかずを煮たりする家庭の調理設備を指し、昔の日本の家庭において重要な役割を果たしていました。

「おくどさん」の使い方

たく
たく

昔の家には、おくどさんがあったんやって?
(昔の家には、かまどがあったんやって?)

そうやで、おばあちゃんちのおくどさんでご飯炊くのが楽しかったわ
(そうだよ、おばあちゃんの家のかまどでご飯炊くのが楽しかったよ)

さつき
さつき

「おくどさん」の例文

  1. おくどさんで炊いたご飯は、特別おいしいんよ
     (かまどで炊いたご飯は、特別美味しいんだよ)
  2. 昔の家庭では、おくどさんが毎日の料理の中心だった
     (昔の家庭では、かまどが毎日の料理の中心だった)
  3. おくどさんを使って、昔ながらの料理を作ってみたいな
     (かまどを使って、昔ながらの料理を作ってみたいな)