【方言】「にがる」の意味と例文

方言

にがる

方言の地域

岡山県、広島県、山口県

方言の意味

(腹などが)苦しく痛む

「にがる」について

「にがる」とは岡山県、広島県、山口県の方言で、「苦しく痛む」という意味を持つ言葉です。
この言葉は、漢字で「苦る」と表されることがあり、痛みと苦しさ(気持ち悪さ)が混在している状態を指しています。

「にがる」は腹部に限らず、背中や腰部などの痛みを表現する際にも使われます。
ただし、この方言で表されるのは身体の表層的な痛みではなく、内側の深部にある痛みや苦しさを指すことが多いです。

「にがる」の使い方

たく
たく

腹がにがって、動けないんだ
(腹が苦しくて、動けないんだ)

大丈夫?医者に行った方がいいかもね

みな
みな

「にがる」の例文

  1. 昨日からずっと背中がにがって
     (昨日からずっと背中が苦しい)
  2. 重いものを持ったら、腰がにがった
     (重いものを持ったら、腰が痛くなった)
  3. 食べ過ぎてお腹がにがる
     (食べ過ぎてお腹が苦しい)