方言
じょさね
方言の地域
宮城県、秋田県、山形県
方言の意味
簡単、すぐ出来る
「じょさね」について
「じょさね」という方言は、宮城県、秋田県、山形県などの東北地方で使われる言葉で、「簡単」「すぐ出来る」という意味を持ちます。
この表現は、何かを行う際の手間がかからない様子や、心配不要であることを示す際に使われます。
また、山形県では「さぞね」という類似の表現も使われることがあります。
この方言の起源は、「造作もない」という古語から来ているとされています。
この古語は室町時代から使われており、平安時代にも使われていた可能性があります。
東北地方では、この古語が変化して「じょさね」や「さぞね」、「ぞうなねぇ」といった形で使われるようになったと考えられます。
このように方言は、地域の歴史や文化を映す鏡のような存在です。
「じょさね」の使い方
みな
この料理、作るの大変そうだね
いや、分量さえ合えばじょさねづぐれるよ
(いや、分量さえ合えば簡単につくれるよ)
さつき
「じょさね」の例文
- そんなこと、じょさね。すぐに片付けるよ
(そんなこと、簡単だよ。すぐに片付けるよ) - 心配しないで、その作業はじょさねから
(心配しないで、その作業は簡単だから) - これくらいの修理はじょさね。すぐ直るよ
(これくらいの修理は簡単だよ。すぐ直るよ)