【方言】「アンマク」の意味と例文

方言

アンマク

方言の地域

沖縄県

方言の意味

ヤシガニ

「アンマク」について

沖縄方言で「アンマク」とは、ヤシガニを指す言葉です。
オオヤドカリ科のヤドカリで、世界最大の陸生甲殻類とされています。
一部の沖縄の地域では、ヤシガニは食用として珍重されることもあります。
これらのヤシガニは孵化後、一定期間を海中で過ごし、その後陸へ上がります。
成体になるまでに非常に長い時間がかかり、寿命は約50年と推定されています。
近年では、ヤシガニの保護を目的とした地域条例が施行され、捕獲が規制されている場所もあります。
沖縄の自然環境に深く根ざした存在であるヤシガニは、地域文化や生態系の一部として重要な役割を果たしています。

「アンマク」の使い方

たく
たく

あっちになんかいるさー
(あそこに何かいるよ)

あれや、アンマクさー。あぶないいきものやから、ちゅーいしたほーがいいさー
(あれはヤシガニだね。危険な生物だから、気をつけた方がいいよ)

ひろし
ひろし

「アンマク」の例文

  1. アンマクはうちなーのしまで見ることができるや
    (ヤシガニは沖縄の島々で見ることができるよ)
  2. アンマクは寿命がながいやいびーん
    (ヤシガニは寿命が長いです)
  3. アンマクを守るために条例がつくられてるさー
    (ヤシガニを守るために条例が作られているよ)