【方言】「おおきに」の意味と例文

方言

おおきに

方言の地域

近畿地方(大阪府、京都府、滋賀県、三重県)

方言の意味

ありがとう

「おおきに」について

「おおきに」という方言は、大阪や京都などの関西地方でよく使われる方言で、「ありがとう」という意味を持つほか、軽い挨拶のようにも使われます。大阪のお店で「まいど!おおきに!(いつもありがとう)」と聞くことがありますが、これも軽い挨拶のように使われています。
元々は、「ありがとう」を強調する言葉として、「大きに、ありがとう」と使われていました。つまり、「おおきに(大きに)」は「大いに、とても、非常に」という意味だったのですが、だんだんと「ありがとう」が省略されていき、「おおきに」だけで感謝を表す言葉になりました。

「おおきに」の使い方

みな
みな

こんにちは!親戚から野菜ぎょうさんもうたから持ってきたよ。よかったら食べて。
(こんにちは!親戚から野菜たくさんもらったから持ってきたよ。よかったら食べて。)

まぁーおおきに!こないにようけ悪いね。うれしいわ。
(まぁーありがとう!こんなにたくさん悪いね。うれしいわ。)

さつき
さつき

「おおきに」の例文

  1. 大阪旅行でたこ焼きを買うと、お店の人が元気な声で「まいど!おおきに!」と言っていた
  2. いつもよく働いてくれて、おおきに
  3. 関西から来たお隣さんに回覧板を持っていくと、いつも笑顔で「おおきに」と言ってくれる