方言
あぶらご
方言の地域
徳島県
方言の意味
仲間外れ、のけ者、みそっかす(子供の遊びの中で一人前とみなされない子供)
「あぶらご」について
「あぶらご」という方言は、「仲間外れ、のけ者」という意味で、徳島県で使われる方言です。「あぶれた子」が「あぶらご」に変化したという説があります。
また、「子供の遊びの中で、一人前として扱われない子」のことを意味する場合もあり、標準語で言うと「みそっかす」という言葉が当てはまります。
例えば、鬼ごっごができないような幼い子供のことを「あぶらご」と言って、仲間に入れてあげることを意味することがあります。
「あぶらご」の使い方
先生
なんで泣っきょーるの?お昼休みに嫌なことがあったの?
(どうして泣いてるの?お昼休みに嫌なことがあったの?)
先生あのね、ゆみちゃんたちにあぶらごにされたの。
(先生あのね、ゆみちゃんたちに仲間外れにされたの。)
さつき
先生
お友達をあぶらごにするなんて、いけんね。ゆみちゃんに先生から話してみるね。
(お友達を仲間外れにするなんて、いけないね。ゆみちゃんに先生から話してみるね。)
「あぶらご」の例文
- お兄ちゃんたちにあぶらごにされて泣っきょった
- お前はおじくそやけんだめだって、あぶらごにされた
- 鬼ごっこをしている上級生に、あぶらごとして仲間に入れてもらった