方言
かんてき
方言の地域
近畿地方
方言の意味
七輪
※怒りっぽい性質を持つ人という意味で使用する場合もある
「かんてき」について
「かんてき」とは、関西地方の方言で、本来「七輪」を意味します。
この言葉は、癇癖(かんぺき)という「おこりっぽい性質」と、「火が熾る」(いかる)ことから音が変化したと言われています。
また、「かんてきおやじ」という言葉は、すぐに怒る短気な中年男性を指すこともあります。
この方言は、1945年頃の世代の年配者によく使われていますが、最近では関西の若い世代にはあまり知られていない古い言葉です。
「かんてき」の使い方
母
昨日、子供たちがついたお餅まだ残ってるけど、どうしようか?
久々にかんてきでお餅焼いて食べたいな
(久々に七輪でお餅焼いて食べたいな)
父
「かんてき」の例文
- あそこのおっちゃんかんてきおやじやから、あんま会いたないねん
(あそこのおじさんは短気なので、あまり会いたくない) - 昔はかんてきで魚を焼くのが普通やったなあ
(昔は七輪で魚を焼くのが普通だったね) - かんてきで焼肉したら美味しいね
(七輪で焼肉したら美味しいね)