【方言】「アーケージュー」の意味と例文

方言

アーケージュー

方言の地域

沖縄県

方言の意味

トンボ

「アーケージュー」について

「アーケージュー」は、昆虫の「トンボ」を表す沖縄県の方言です。
日本では古くからトンボのことを「アキツ」や「アケズ」と言っていました。
「アキツ」や「アケズ」という言葉がだんだんと変化し、沖縄県では「アーケージュー」と呼ぶようになったとされています。

「アーケージュー」の使い方

息子
息子

あんまー、あまんかい虫ぬうふぉーくとぅどーんさぁ
(お母さん、向こうに虫がたくさん飛んでるよ)

ふんとぅやんやー。あれーアーケージューやさ
(ほんとだね。あればトンボだよ)

母
息子
息子

くんぐとぅうふぉーくぬアーケージューやはじみてぃんーちゃん。からみーが行か!
(こんなにたくさんのトンボは初めて見た。捕まえに行こう!)

「アーケージュー」の例文

  1. あちないねー、くまぬかーらんかえーアーケージューぬうふぉーくうぅん
    (秋になると、ここの川にはトンボがたくさんいる)
  2. わらばーたーやアーケージューからみーるぬんかい夢中やん
    (子供たちはトンボを捕まえるのに夢中だ)
  3. くぬ島んかえー、アーケージュー、ヤールー、アタビーんでーぬ昆虫ぬうふぉーくうぅん
    (この島には、トンボ、ヤモリ、カエルなどの昆虫がたくさんいる)