【方言】「やくちゃもない」の意味と例文

方言

やくちゃもない

方言の地域

鳥取県

方言の意味

無益な、奇妙な、でたらめな

「やくちゃもない」について

「やくちゃもない」とは鳥取県で用いられる方言で、「無駄話」「無益な」「奇妙な」「でたらめだ」といった意味合いを持ちます。
この表現は、地域を問わず鳥取県下で広く使われており、特に年配の方々によく使用される言葉です。
若い世代の人々の間ではあまり耳にすることが少ないかもしれません。面白いことに、同じ「やくちゃも」という表現が石川県にもありますが、こちらでは意味が「めちゃくちゃな」となり、地域によって意味が変わる良い例となっています。

「やくちゃもない」の使い方

たく
たく

最近のテレビ番組、やくちゃもないことばっかりやってるね
(最近のテレビ番組、無駄なことばかりやってるね)

せやな、昔の番組の方がええ内容だったわ
(そうだね、昔の番組の方が良い内容だったよ)

ひろし
ひろし

「やくちゃもない」の例文

  1. あの人の話、いつもやくちゃもないから、あんまり信用できんわ
     (あの人の話、いつもでたらめだから、あまり信用できないな)
  2. やくちゃもないうわさに振り回されるのはよそうぜ
     (無益な噂に振り回されるのはやめようよ)
  3. 市議会の議論、やくちゃもないことばっかりで、何も決まらんかった
     (市議会の議論、無意味なことばかりで、何も決まらなかった)