方言
じゃみじゃみ
方言の地域
富山県、石川県、福井県、岐阜県
方言の意味
テレビの砂嵐
「じゃみじゃみ」について
「じゃみじゃみ」とは、富山県、石川県、福井県、岐阜県の方言で、テレビの画面が砂嵐のようにザーッとなる状態を表す言葉です。
特に、テレビ番組が終了した後に現れる砂嵐状態を指して使われます。
この方言は福井県で特に一般的ですが、富山、石川、岐阜の一部でも使われています。
また、西日本の広範囲で「お手玉」を意味する「おじゃみ」という関連する方言が使われており、その語源がお手玉の中身である小豆がすれ合う音から来ている可能性があることから、両方の方言に何らかの関連性が考えられます。
「じゃみじゃみ」の使い方
たく
昨日の夜、テレビの画面がじゃみじゃみで何も見えんかった
(昨日の夜、テレビの画面が砂嵐で何も見えなかった)
アンテナの調整したら?じゃみじゃみは受信が悪い時によくあることやで
(アンテナの調整したらどう?砂嵐は受信が悪い時によくあることだよ)
さつき
「じゃみじゃみ」の例文
- 夜遅くになるとテレビがじゃみじゃみになることがあるね
(夜遅くになるとテレビが砂嵐になることがあるね) - 昔はテレビが終わるとじゃみじゃみになってたけど、今はずっと番組があるね
(昔はテレビが終わると砂嵐になってたけど、今はずっと番組があるね) - じゃみじゃみの画面を見ても何も出てこないから、もう寝るわ
(砂嵐の画面を見ても何も出てこないから、もう寝るわ)