【方言】「〜さる」の意味と例文

方言

~さる

方言の地域

北海道

方言の意味

〜してしまう(意志とは関係なく使う)

「~さる」について

北海道の方言「~さる」は、自分の意図しないミスや偶発的な出来事が原因で何かが起きてしまった状況を表す言葉です。
この方言は、自然発生的な出来事や、意図しない結果につながる動作を示す際に使用されます。
「書かさっちゃった」(意図せず書いてしまった)や「送らさっちゃった」(思わず送信してしまった)などの表現に使われます。
しかし、自分の意思で行う動作や、他人に迷惑をかける行為には使用しないのが一般的です。

「~さる」の使い方

たく
たく

この写真、どうしてこんなに多く撮ったの?
(この写真、どうしてこんなに多く撮ったの?)

あ、カメラの設定を間違えて、たくさん撮らさっちゃったんだ
(あ、カメラの設定を間違えて、たくさん撮ってしまったんだ)

ひろし
ひろし

「~さる」の例文

  1. うっかりして、メールを送らさっちゃった
     (うっかりして、メールを送ってしまったよ)
  2. 写真をたくさん撮らさっちゃって、メモリーカードがいっぱいになっちゃった
     (写真をたくさん撮ってしまって、メモリーカードがいっぱいになってしまった)
  3. この書類、間違えて破りさっちゃったんだ。どうしよう
     (この書類、間違えて破ってしまったんだ。どうしよう)