【方言】「てんがらもん」の意味と例文

方言

てんがらもん

方言の地域

鹿児島

方言の意味

おりこうさん、感心な子

「てんがらもん」について

「てんがらもん」とは鹿児島県で使われる方言で、「おりこうさん」や「感心な子」を意味します。
漢字では「天外者」と書かれ、その由来には「天からの子」説、「典雅な者」説、「手柄者」説などがあり、様々な説が存在します。
この言葉の面白い点は、お利口さんを意味する一方で、いたずら小僧という相反する意味も持つことです。

「てんがらもん」の使い方

みな
みな

あの子、いつも勉強ばかりしてるね

うん、まさにてんがらもんのまごじゃっで
(うん、まさにおりこうさんの孫だよ)

お婆ちゃん
お婆ちゃん

「てんがらもん」の例文

  1. てんがらもんのまごじゃっで、つけぜんをくれんならねー
     (お利口さんの孫だから、お小遣いをあげなきゃね)
  2. うちの子はてんがらもんで、先生からも褒められるのよ
     (うちの子はおりこうさんで、先生からも褒められるのよ)
  3. あんたもてんがらもんになりなさいよ
     (あなたもおりこうさんになりなさいよ)