【方言】「はばかりさん」の意味と例文

方言

はばかりさん

方言の地域

京都府

方言の意味

ご苦労さん

「はばかりさん」について

京都の方言「はばかりさん」は、「ご苦労さん」という意味を持ちます。
この表現は、「ありがとう」「お疲れさまでした」という感謝や労いの気持ちを表す際に使われます。
ただし、単に「はばかり」と言うと、「人目をはばかる」ことから「トイレ」という意味になるため、文脈によって意味が異なります。
「さん」を付けることで「ご苦労さん」という意味に変わるのが京都言葉の特徴です。
例えば、「おおきに、はばかりさんどした」と言うと、「ありがとう、お疲れさまでした」という意味になります。
京都でのコミュニケーションにおいては、このような独特の言い回しを理解しておくと良いでしょう。

「はばかりさん」の使い方

たく
たく

荷物、ここに置いときますね

おおきに、はばかりさんどした
(ありがとう、お疲れさまでした)

みな
みな

「はばかりさん」の例文

  1. いつも手伝ってくれて、はばかりさん
     (いつも手伝ってくれて、ご苦労さん)
  2. このプロジェクトの成功、皆のおかげや。はばかりさん
     (このプロジェクトの成功、皆のおかげだよ。ご苦労さん!)
  3. 長い一日だったね。はばかりさん、ゆっくり休んでください
     (長い一日だったね。お疲れさま、ゆっくり休んでください)