【方言】「さしより」の意味と例文

方言

さしより

方言の地域

熊本県

方言の意味

とりあえず

「さしより」について

熊本県の方言である「さしより」は、「とりあえず」という意味を持ちます。
特にお酒に関連する状況で頻繁に使われるこの言葉は、ビールのラベルに「さしより乾杯」と書かれていたり、居酒屋での注文時に「さしよりビール」と言ってビールを注文する際に用いられます。
また、居酒屋の名前に使われることもあります。他県の方がこの言葉を「刺身」と勘違いし、熊本県の居酒屋で「刺身」が出てくるのを待つというような面白い体験談もあります。
そのため、熊本県の居酒屋を訪れる際にはこの方言の意味を理解しておくと良いでしょう。

「さしより」の使い方

たく
たく

さしより、何飲む?
(とりあえず、何飲む?)

じゃあ、さしよりビールにしようか
(じゃあ、とりあえずビールにしようか)

ひろし
ひろし

「さしより」の例文

  1. さしより、話し合いましょう
     (とりあえず、話し合いましょう)
  2. さしより、この問題を解決することが先決だ
     (とりあえず、この問題を解決することが先決だ)
  3. さしより、休憩しようか
     (とりあえず、休憩しようか)