【方言】「びったれ」の意味と例文

方言

びったれ

方言の地域

山口県

方言の意味

不潔、汚い、だらしない、役立たず

「びったれ」について

「びったれ」とは山口県の方言で、「不潔」「汚い」「だらしない」、そして一部では「役立たず」という意味で使われます。
「このびったれ!」という表現は、特に批判的な意味合いを持ち、強い非難のニュアンスを含んでいます。

この方言は主に若者によって「だらしない」「汚い」という意味で使われていますが、年配の人々の中には「役立たず」という意味で使用することもあるようです。

山口県西部の周防地方では「びんたれ」という異なる言い方が使われることがあります。
山口弁は長門方言と周防方言の二つに大きく分けられるため、「びったれ」は県南地域の長門方言に該当します。

「びったれ」の使い方

みな
みな

あの部屋、びったれで掃除しないと
(あの部屋、汚いから掃除しないと)

そうだね、片付けないとね

さつき
さつき

「びったれ」の例文

  1. 彼はいつもびったれな格好をしてるね
     (彼はいつもだらしない格好をしてるね)
  2. この道、びったれで歩きにくいわ
     (この道、汚くて歩きにくいわ)
  3. まさか、こんなびったれな作業をするとは思わなかった
     (まさか、こんな役立たずな作業をするとは思わなかった)