【方言】「いちゃりばちょーでー」の意味と例文

方言

いちゃりばちょーでー

方言の地域

沖縄県

方言の意味

一度会えば兄弟

「いちゃりばちょーでー」について

「いちゃりばちょーでー」とは沖縄方言で「一度会えば兄弟」という意味です。
漢字では「行逢りば、兄弟」と表され、人と人との出会いを大切にし、一度会ったらみんな家族のように仲良くしましょうという沖縄の人々のやさしさや面倒見の良さを表す言葉です。
沖縄の精神性を象徴する「ゆいまーる」の精神と共に、互いに助け合う文化を示しています。

「いちゃりばちょーでー」の使い方

たく
たく

道尋ねただけで、こんなにおもてなししてくれて、本当にありがとうね
(道を尋ねただけなのに、こんなにもてなしてくれて、本当にありがとう)

いやいや、いちゃりばちょーでーやいびーん。また何かあったら言ってくれよ
(いやいや、一度会えば皆兄弟だから。また何かあったら言ってね)

ひろし
ひろし

「いちゃりばちょーでー」の例文

  1. はいたい!いちゃりばちょーでー、きょうはうちなー料理すんかい
    (こんにちは!一度会えば兄弟、今日は沖縄料理を作るよ)
  2. あのひと、はじめて逢ったんだけど、いちゃりばちょーでーで、すぐに仲良くなったさー
    (あの人、初めて会ったんだけど、一度会えば兄弟で、すぐに仲良くなったよ)
  3. 沖縄ぬかんじゃー、みんないちゃりばちょーでー、助け合っているんだわ
    (沖縄の感じは、みんな一度会えば兄弟で、助け合っているんだよ)