【方言】「ごたむく」の意味と例文

方言

ごたむく

方言の地域

石川県

方言の意味

理屈を言う、文句を言う

「ごたむく」について

「ごたむく」とは、石川県で用いられる方言で、「理屈を言う」「文句を言う」という意味があります。
この表現は、相手の行動や状況に対して不満を述べたり、納得がいかない点を指摘する際に使われます。
特に、場やシチュエーションに関わらず、正当性や重要性を問わずに何かを言う際にこの言葉が使われることがあります。

「ごたむく」の使い方

たく
たく

またお前、無駄遣いしてるじゃないか

もう、ごたばっかむいとんな。自分のことで精一杯でしょ
(もう、文句ばかり言わないで。自分のことで精一杯でしょ)

みな
みな

「ごたむく」の例文

  1. 仕事のやり方にいちいちごたむくなって、周りが大変だ
     (仕事のやり方に一々文句を言わないで、周りが大変だ)
  2. 彼はどんな小さなことにもごたむくから、話が前に進まない
     (彼はどんな小さなことにも理屈を言うから、話が前に進まない)
  3. 結果が出ているんだから、今さらごたむく意味がないよ
     (結果が出ているんだから、今更文句を言う意味がないよ)