【方言】「せわしない」の意味と例文

方言

せわしない

方言の地域

関西地方、青森県、岩手県、秋田県、山形県

方言の意味

やかましい、うるさい、忙しい

「せわしない」について

「せわしない」という言葉は、関西地方の方言としてよく知られていますが、実は他の地域でも使用されています。東京堂出版の「全国方言辞典」によると、青森県、岩手県、秋田県、山形県などの地域で「やかましい」「うるさい」という意味で使われていると記載されています。
これは、関西地方での「せわしない」という用法と若干の意味の違いはあるものの、似たような意味合いで使用されていることを示しています。

「せわしない」という言葉は、漢字で「忙しない」と書きます。漢字の「忙」は音読みでは「ボウ」「モウ」と読みますが、訓読みでは「いそがしい」「せわしい」と読むことができます。
この言葉は、物事が忙しく動き回る様子や、騒がしい状況を表現する際に用いられます。

「せわしない」の使い方

たく
たく

今日は一日中、電話が鳴りっぱなしでせわしなかった
(今日は一日中、電話が鳴りっぱなしで忙しかったわ)

本当に、時には静かな時間が必要よね

みな
みな

「せわしない」の例文

  1. 朝の通勤時間は、いつもせわしない
     (朝の通勤時間は、いつも忙しくて騒がしいね)
  2. あの人、いつもせわしなく動き回ってるから、疲れないのかな?
     (あの人、いつも忙しく動き回っているから、疲れないのかな?)
  3. この店、客が多くてせわしないから、少し静かな所に移動しようか
     (この店、客が多くて騒がしいから、少し静かな所に移動しようか)