【方言】「おーがっそー」の意味と例文

方言

おーがっそー

方言の地域

奈良県、岡山県、広島県

方言の意味

髪がぼさぼさであるさま

「おーがっそー」について

「おーがっそー」は、奈良県、岡山県、広島県の方言で、「髪がぼさぼさであるさま」を表す言葉です。
この方言は「兀僧(がっそう)」に由来し、元々は束ねずに髪を伸ばした髪型を指す言葉でした。
ここから派生して、「おー(大)」を強調として加えた「おーがっそー」は、「髪が非常にぼさぼさである」という意味を持ちます。
岡山県以外の地域でも「がっそ」という言葉を「髪がぼさぼさ」の意味で使うことがあります。

「おーがっそー」の使い方

みな
みな

あんた、今日は髪、おーがっそーやな
(あなた、今日は髪、ぼさぼさだね)

朝、急いでたから、ちゃんとブラシできんかったわ
(朝、急いでたから、ちゃんとブラシできなかったわ)

さつき
さつき

「おーがっそー」の例文

  1. 風で髪がおーがっそーになったわ
     (風で髪がぼさぼさになったわ)
  2. 彼、いつも髪がおーがっそーやから、ちょっと注意してあげて
     (彼、いつも髪がぼさぼさだから、ちょっと注意してあげて)
  3. 朝起きたら、鏡を見て、髪がおーがっそーでビックリした
     (朝起きたら、鏡を見て、髪がぼさぼさでビックリした)